就活HOW TO

エントリーシートの書き方

エントリーシート(ES)とは

エントリーシート(ES)とは、企業が独自に作成している応募書類のことです。
企業が応募者について知りたい内容が質問として設定されており、一般的な履歴書よりも記入項目や記入スペースが多いのが特徴です。
書式も企業ごとに異なるため、作成には多くの時間と労力がかかります。
文章だけでなく、イラストや表の作成を求める企業もあり、その内容は多岐にわたります。

文章の書き方のポイント

1

結論ファーストの文章にする

企業の採用担当者は、たくさんの応募書類に目を通しています。
そのため、読みやすく、「何を伝えたいのか」がすぐに分かる文章が評価されやすい傾向があります。
PREP法を用いて、結論から述べる論理的な構成を意識しましょう

PREP法

項目内容特徴
Point (結論) 内容 「私の強みは〇〇です」「私が最も力を入れたことは〇〇です」と最初に言い切る。 特徴 読み手が最も知りたい情報を最初に提供する。
Reason (理由) 内容 その結論に至った背景や動機を簡潔に述べる。 特徴 結論に説得力を持たせる。
Example (具体例) 内容 ☆具体的なエピソード(状況、課題、行動、結果)を詳細に説明する。 特徴 結論を裏付ける根拠を示し、あなたの個性を伝える。
Point (結論) 内容 エピソードから学んだこと、そしてそれを入社後どう活かすかを改めて結びつける。 特徴 文章全体を締めくくり、企業への貢献意欲を示す。
2

企業ごとで内容を考えよう

使い回しの文章は採用担当者にすぐに見抜かれます。
志望度の高さを伝えるために、「なぜこの会社なのか」を徹底的に言語化しましょう。
その企業に惹かれた理由と、あなたの経験とのつながりを一言添えると書きやすくなります。

3

形式的なミスをなくそう

エピソードの内容が優れていても、形式的なミスはマイナス評価につながります。以下の点は注意すれば避けることのできる内容です。提出前に必ずチェックしましょう。

  • 誤字・脱字

    複数回読み直し、時間を空けて確認する。友人やキャリアセンターに見てもらうのも効果的。

  • 指定文字数の厳守

    指定の9割以上を目安に書くとよい。

  • 「です・ます」「だ・である」調の統一

    文体をそろえ、読みやすい文章を心がける。

  • 専門用語の配慮

    業界特有の言葉や略称は、初めて読む人にも伝わるように、正式名称または補足を入れる。

AI活用、ここがポイント!

エントリーシート作成において、AIを活用すること自体は問題ありません。
構成の整理や言い回しの調整など、「考えるための補助」として上手に使いましょう。
ただし、AI が作成した文章をそのまま提出せず、必ず自分の経験と考えに沿って「自分の言葉」に書き換えることが大切です。
その方が面接でも説明しやすくなります。

エントリーシートで出題される主なテーマ

  • 学生時代(ガクチカ)

    大学時代に不得手でも取り組んだことの経緯と結果について説明してください。

    学生時代の中で最も頑張ったこと、そこで得たことをお聞かせください。

    学生時代で「一番輝いた経験」や「最も達成感を感じた瞬間」をお書きください。また、何が成功の要因でしたか。

  • これまでの経験

    今までで一番困難な経験を書いてください。その困難をどうやって乗り越えましたか。

  • 自己PR・自分について

    あなたの長所・短所をお聞かせください。

    あなたは他人から「どんな人」と言われますか。その理由も書いてください。

  • 志望動機

    当社への志望理由及び取り組みたい業務について簡潔にご記入ください。

    当社を志望される理由をお聞かせください。(担当してみたい分野、当社で自己実現したいことなど)

    志望理由[なぜ当社なのですか?当社でなければならない理由を記入してください]

  • 当社について

    あなたが当社で働くことになった場合、「これだけは譲れない」と考えるものをお書きください。

    あなたはどのように当社の企業研究を行い、どのようなところに共感していただけましたか?

    あなたは当社でどのような仕事をしていきたいですか?

  • その他

    過去1年間で最も関心を持ったニュースとその理由。

    最近読んだ書籍(マンガ以外)の中で、感動、感心した一節を紹介しながら、その良さを具体的に説明してください。

    ゼミ旅行に行くことになりました。旅行先・内容について、メンバーの意見が二つにわかれました。あなたは少数派のうちのひとりですが、あなたはどうしていきますか?

まずは「書けそうなテーマ」を1つ選び、箇条書きでメモしてみるところから始めましょう。

ここから始まるエントリーシートづくり

エントリーシートは、あなた自身を相手に伝えるための大切なツールです。
すべてを完璧に書こうとしなくても大丈夫。
大切なのは、「自分の経験をどう伝えるか」を、一つずつ整理していくことです。
まずは気になるテーマをひとつ決めて、短いメモから始めてみましょう。
その小さな一歩が、あなたの言葉で書けるESへの第一歩になります。

TOP